【あおり運転】犯人指名手配!あおり運転にあったらどうする?

ドライバー

茨城県守谷市の常磐自動車道で男性の運転する車が白い乗用車から「あおり運転」を受けた上、男から暴行された事件で、茨城県警は16日、傷害容疑で白い乗用車を運転していた住所職業不詳の宮崎文夫容疑者(43)を全国に指名手配した。県警は同乗していた女についても捜査を進めている。宮崎容疑者は10日午前6時15分ごろ、守谷市の常磐道上り線で男性会社員(24)が運転する車に後方から接近。前方に回り込んで停止させた上、乗用車を降りて運転席にいた男性を「殺すぞ」などと脅迫し顔などを数発殴り、けがを負わせた疑いが持たれている。(産経新聞)

昨今ではドライブレコーダーに記録されている可能性が高いにもかかわらず、窓の外から暴力を振るうなど、犯人も完全に冷静さを失っています。ここまで激高するには、何らかの引き金となることが、こちらの悪意や不注意などがないにせよ、犯人側の理不尽な言い分であっても理由があるはずです。こちらは、善良なドライバーとして重大な事件に発展させない知恵を持っておかなければならないのではないでしょうか?

ドライブレコーダーを装着しよう
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あおり運転の被害にあう人は、周囲への注意不足

あおり運転の被害に遭う人は、周りの車の動きへの注意が足らない

つまり、周囲の空気が読めないということになります。あおり運転の多くは、後続車からの車間詰めに始まります。周囲の交通に敏感で運転が上手なドライバーは、これに気づけばすぐに後続車に道を譲るはずです。そこが読み取れないことが原因の一つだといわれています。追い越し車線をマイペース走るようなことをしなければ、まずあおられることもないのです。あおり被害に遭いやすい人は、自分があおられていることに気づかず、後続車の不快感と怒りを増大させ、やがて重大なあおり事件に発展するケースも少なくないのです。

高速道路を走行する車

追い越し車線を走り続けることは「車両通行帯違反」

「追い越し車線は追い越しのためにだけ使う車線」なのだという事を、あらためて認識しなおさないといけません。

「後ろの車が接近している」「もしかして煽られている」と感じたら、すぐに道を譲りましょう。そこに「勝ち」「負け」は発生しません。そして、絶対に相手の挑発に乗ることなく、進路妨害されたときには自車のスピードを落として距離を取って先に行かせることが大切です。

それ以上に道路交通法の観点からしても、追い越し車線を継続して走行する行為は通行帯違反というれっきとした違反です。違反すると点数は1点、反則金として普通車だと6,000円取られます。

高速道路で追い越し車線をずっと走行していたら、警察に止められてしまった!という経験がある人もいるのでは?

ストップ ダメをする婦人警官

逃げることを考えましょう!

「あおり運転」に遭遇してしまったら・・・

【高速道路】・・・路肩の非常駐車帯に停める、サービスエリアやパーキングエリア逃げ込む、出口があれば高速を降りる。

【一般道】・・・・角を曲がる、コンビニやファミレスなど人がいるところに入る、警察署や消防署などに逃げ込みましょう。

警察に通報しよう
暴言を発したり、車を叩くなど攻撃を仕掛けてくる行為は犯罪です。安全な場所で車を停止したら、迷わず110番に通報しましょう。

窓やドアは開けずロックする
もし、逃げられない状況となって相手がクルマまで来ても、絶対に窓やドアを開けないことです。ロックして対応しないことです。そもそも建設的なお話になる相手ではないはずです。

一部始終を記録しましょう
ドライブレコーダーを装着している場合は、録画しましょう。また、車を停止した後に携帯電話やスマートフォンで一部始終を録音や撮影するといいのですが、相手に向けるとさらに逆上しかねないので何かに立てて撮影、録音するなどしてください。

十分な車間距離をとりましょう
前の車に対しては安心を与えることができ、急な割り込みがあったときは安全に対処することができます。

道を譲りましょう
後続車が急いでいるように感じたら、路肩に寄って「お先にどうぞ」と道を譲りましょう。追い越し車線を走行している場合は走行車線に移動しましょう。

危険な運転をされても、やり返さないようにしましょう
他車から無理な割り込みや急ブレーキをかけられたら、「やり返したい」気持ちにかられるかもしれません。しかし、相手は「後方をよく確認していない」「何か危険が迫っていた」など、意図せずに急な車線変更やブレーキをかけているだけかもしれません。やり返さずに、冷静な運転を心がけましょう。

まとめ

心にゆとりを持ち、相手を思いやる落ち着いた冷静な運転を心がけましょう。危険なあおり運転に遭遇したときは、反撃せず、人のいる安全な場所へ避難し、窓とドアのカギを閉め、車から降りないことです。迷いなく警察へ通報し、ドライブレコーダーや携帯電話等を使い、細心の注意を払って一部始終を記録しましょう。

 

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