22日の東京は、前日からの雨が続き、
午前中は結構な雨の降りようでした。
宮殿中庭に立つはずだった職員が
屋内に留まるなど、即位の礼の進行にも
一部影響があったようです。
ところが、「即位礼正殿の儀」が行われる
13時が近づくと、都内では雨が急に弱まる。
雲の合間から青空が見えるほどに回復。
場所によっては虹も浮かぶなど、
天候の鮮やかな変化に
SNS上では「神秘的」だとの
声もあがっていた。
「エンペラーウェザー」って?
天皇陛下は代々晴れ男?
「晴れましたね。明治天皇の時も、資料によって違うんですが、(即位の礼の)直前に晴れたといっている人がいるんですね。昭和天皇も非常に晴れ男として知られて、『エンペラーウェザー』と言われたといわれていますので」
この言葉は、NHK中継で解説役を務めた
京都産業大学准教授・久禮旦雄氏の言葉だ。
聞きなれない「エンペラーウェザー」
という言葉が注目されている。
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昭和天皇も晴れ男だった
「エンペラーウェザー」の言葉が生まれるきっかけになったのは、久禮氏の解説の通り、天皇陛下の祖父にあたる昭和天皇だ。昭和天皇の「晴れ男」ぶりは生前から有名だったようです。
・1928年、即位の礼の前日は雨だったが、当日(11月10日)は晴れる。
・1964年の東京五輪で、前日まで3日連続で雨が降っていたが、出席した開会式(10月10日)では青空が広がった。
・1972年の札幌五輪でも、前日は雪だったが、開会式は晴れ(2月3日)。
・訪欧(1971年)、訪米(1975年)の際にも行く先々で好天に恵まれる。移動中には、季節的に珍しいオーロラとも遭遇。
・地方巡幸の際に「傘が必要だったことはめったにない」(産経2016年7月12日付朝刊)
といったエピソードが残る。
こうした昭和天皇が「もたらす」
天気を称して言ったのが、
「天皇晴れ」という言葉である。
「エンペラーウェザー」はその英訳で、
訪欧・訪米時に評判を呼んだそうだ。
上皇さまも皇太子時代には「雨男」だったが、
即位後にはお出ましの際、
好天に恵まれることが多くなったらしい。
役割りがあるということは
それを全うしようとしようとする
決心に天が応えてくれて
祝福してくれているように見える
のは私だけではないように思います。
天皇家の祖先は、
天照大神で、太陽の神様であるから
「天皇晴れ」になることは当然と言えば
当然なのかもしれませんね。
天照大神のお力を目の当たりにした
皇室の祖先神とされる
天照大神(あまてらすおおかみ)は、
太陽神であることは先ほども書きましたが、
「正殿の儀」が行われる13時前後から
晴れ間がのぞく事態にやはりお力を持って
いらっしゃるのだ!ということを目の当たりに
したわけで、ツイッターなどのSNS上でも
「空が晴れてきたの、トリハダたった」
「雨が上がって晴れてきた。神々しい感じ」
と驚く声が上がった。
「即位礼正殿の儀 」が始まったとたん晴れて虹がかかったという!
天皇陛下は「天照大御神」の後子孫であることが証明された!#天照大御神#即位礼正殿の儀 pic.twitter.com/IUGQEWfxzC— 土佐郷士(ワタナベワタル) (@442Goforbroke) October 22, 2019
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