ココイチがインドへ進出!

タージマハール

カレーハウスCoCo壱番屋は、カレーの発祥国であるインドで2020年内に1号店を首都デリーを候補地として出店する計画が立ち上がっている。日本のカレーチェーン店が本場インドへ進出し、果たして受け入れられていくのか?「インド人もびっくり!」なんて展開となっていくのか、とても興味がありますね。

ココイチ カレー

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ココイチってどんな会社なのか?

創業者である宗次徳二氏とと妻の直美さんが、1974年に開業した喫茶店で出していたカレーが好評で、それをきっかけに1978年に「カレーハウスCoCo壱番屋」を愛知県西枇杷島町に創業したのが始まりだという。

ご飯の量や辛さやトッピングを選べるようにしたことや、社員ののれん分けしていくというやり方により、1998年には500店舗まで急成長していった。2004年には1000店舗となり、2005年には東証一部、名証一部へ上場を果たした。2013年には「最も大きいカレーレストランのチェーン」としてギネスにも認定されている。2015年12月8日、ハウス食品グループ本社が壱番屋を連結子会社化し傘下に入っている。フランチャイズにより日本各地や、米国・台湾・香港・中国・韓国・タイシンガポール、フィリピンなどにも店舗を持っている。

いまや日本人のソウルフードといってもいいカレーライス。カレーといえば「ココイチ」で日本全国どこに行っても食べることができる安心感てありますよね。

インドのカレーってどんなものなの?

実はカレーの本場インドと私たちは思っていますが、「カレー」と呼ばれる料理はインドにはありません。カレーとはスパイスを使って煮込まれたインド料理を指します。

インドでのスパイスの歴史は5000年以上前、インダス文明の時代にエジプトや中南米の国々との交易をする中で、さまざまなスパイスやそれを使った料理がインドへ伝わり、インド料理の元となったようです。

日本には明治時代にイギリスを通じて、航海中に日持ちがするようにとスパイスを使い、牛乳を使わないシチューを船員が食べていたものがカレーとして伝わったのが今の日本のカレーの原点です。

インドカレーを作る上で基本になるスパイスは、クミンシード、パプリカ、ターメリック、カイエンペッパーの4つ。これに、カレーの種類やお好みに合わせていくつかのスパイスを足していきます。作り方は意外にシンプル。ホールスパイスを油で炒めて、そこへ玉ねぎやトマト、お肉を入れて炒めます。小麦粉は使わず、スパイスと塩、野菜、お肉のみで調理するものだそうです。

インドイメージ

インドのカレーと日本のカレーは別物

ココイチ社長
以前タイにココイチが出店したときには、「タイにはタイカレーがある。なぜ日本のカレー専門店がわざわざタイに出店するのか」と言われた。当時は今みたいに多くの日系企業がタイに進出していなかったので、「たぶん成功しないのではないか」という評価も最初はあった。しかし出店をすると、タイ人のお客がたくさん来店された。現在は30店近くにまで増えている。顧客からは「タイにはタイカレーがあるけど、これはまた別のカレーとしておいしい」と、評価されている。

とココイチの社長は答えている。

インドには、日本のカレースタイルで、コメもインディカ米ではなく粘りのあるジャポニカ米で提供するようだ。インドに殴り込みとはいえ、日本食としての「カレー」をインドで受け入れてもらう挑戦だなと思いました。

私の知っている日本にいるインド人も「ココイチのカレー」は美味しい、インド料理ではなく日本料理だよと言っていたのを思い出しました。彼は一日おきに食べに行ってましたので、きっとインドでも受け入れられるだろうと私は信じていますね。

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