南極で史上初の20℃超え　氷は大丈夫か？

「南極大陸で20度を超える気温が観測された」

と報告され、リモートモニタリングを

行っている科学者もこの新しい記録を

「信じられないほど異常なもの」

と説明しています。

南極の気温が20度を超えたのは初めてのことで

観測史上最高となる20.75度の気温であった。

史上最高気温20.75度を観測

史上最高気温はシーモア島で観測された。

研究者、Carlos Schaefer氏はAFPに対し、

この記録は一度限りの気温であり、

長期的なデータセットの一部ではないため、

「気候変動の傾向という点については

何の意味も持たない」

と指摘した。

シーモア島の平均気温は、

夏季1℃、冬季-21℃である。

南極で最も南アメリカ大陸に近い位置にある

だが極寒の南極で比較的温暖な20度台の

最高気温記録が樹立されたという事実は、

また、地球温暖化に関する懸念を

高める反応が沢山出てくる可能性が高い。

南極で史上初の気温20度超　研究者「信じがたく異常」：朝日新聞デジタル https://t.co/Yk8wD2LLWq

— 朝日新聞社会部 (@Asahi_Shakai) February 14, 2020

活動家のグレタさんもツイートしている。

「南極沖のシーモア島では20,7°C …」

20,7°C on Seymour Island off Antarctica… https://t.co/OiIdlQIl6A

— Greta Thunberg (@GretaThunberg) February 13, 2020

南極ってどんな所 ？

環境省のホームページによると

南極の大きさは約1,300万平方Km。

これは、日本の大きさの36倍です。

オーストラリア大陸よりも大きいのです。

この広い場所に平均約2,500mの

厚さの氷があります。

地球にある氷のほとんどが南極にあるのです。

南極にはいろいろな国の基地があります。

それぞれの基地では、お互いに情報を交換

しながら宇宙、気象、生物などの調査

をしているとのこと。

日本は昭和基地、みずほ基地、あすか基地、ドームふじ基地の4つの基地をもっています

南極の氷が溶けたらどうなるの？

南極大陸は膨大な量の氷を抱えており、

南極氷床は地球上の約70％の淡水を蓄えている

といわれています。

この氷床が解けると海面上昇につながり、

沿岸都市が水没する可能性あるらしい。

先記しましたが、南極の氷は分厚く、

その厚さは平均で2500メートル。

最も厚い部分では4000メートルにも及ぶ。

この氷は、とてつもない重さで

南極大陸を押し下げているので、

南極は大陸といっても、その大部分は

海面下まで沈下しているのだ。

氷が溶けてなくなると、南極の地盤は

数百メートル隆起し、海水面が上昇する。

その影響は南極周辺だけにはとどまらず、

地球全体の海水面がおよそ60メートルも

上昇するという。

当然、海沿いにある街は水没する。

日本では、東京23区が高層ビル以外水没し、

東京五輪の会場予定地も海面下になる。

ほかにも人口が集中している都市の多くが

海の近くに位置しているため、

主要都市は水没することになる。

水没地域がわかります。ここをクリック下さい。

まとめ

南極の氷が溶けてしまうと大変だ！

温暖化対策をしなくては！

ということになるのだろうが

氷が溶けて、今住んで居るとことが

水没したらもっと高地へ移住するしか

ないわけで、その時期が少しでも

遅らせる必要はあるのでしょうが

地球の大きな営みの中で我々の祖先は

抵抗せずにアジャストしてきた

のではないでしょうか。

今を守りたいというエゴとしての

活動なのではないのかと感じてしまうのは

私だけでしょうね。