オールジェンダートイレ、米では男女兼用にシフトしている?

オールジェンダートイレ

ニューヨークは、ホテル、レストラン&バー、

学校、公園などにある公衆トイレの多くが、

男女兼用にシフトしつつあるという。

日本人にはなじみのないトイレの形だが、

それは、どのようなものなのだろうか?

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オールジェンダーが主流になる?

ニューヨークの公共施設などでは

女性用、男性用という

トイレの絵文字が消えた。

代わって現れたのは、

「All Gender」(すべての性)、

「Gender Neutral」(性的に中立、性別不問)

などと書かれたサインと、

男女混合のトイレ待ちの列。

ニューヨークでは

オールジェンダートイレ
(ユニセックストイレ)

がスタンダードになりつつある。

ニューヨークの大規模なホテルやレストランで、

男女別のトイレを作ることが物質的に

可能だったとしても、男女兼用のトイレのみを

設置するケースが増えている。

男女の性差のいずれにも偏らない考え方のことだ。

以前からバーやレストランには

男女兼用トイレがあったが、

ここ5、6年ほどで一気に広まったという。

オールジェンダートイレ



 

トランスジェンダーに配慮

TOTOが昨年9月に実施した調査によると、

トランスジェンダーの方の約3割が

「外出先のトイレに入る際、周囲の視線にストレスを感じる」

と回答し、性別に関係なく利用できる

広めの個室トイレについて

「利用したい」と回答した方が7割

超える結果になりました。

2016年、リクシルと特定非営利活動法人虹色ダイバーシティが共同で

「性的マイノリティのトイレ問題に関するWeb調査結果」

トランスジェンダーの64.9%がトイレ利用で

「困る・ストレスを感じる」と回答し、

50.4%が「他の利用者から不審な目で見られた」経験があり、

25.4%が膀胱炎や失禁などの排泄障害を

経験していることが明らかになりました。

トランスジェンダーの方たち、

あるいは無性の方などにとって、

職場や外出先でのトイレの利用は

切実な問題であるということは、

今や広く認知されつつあります。

 

様々なタイプがある

一言にオールジェンダー・トイレと

言っても、いくつかのタイプがある。

個室が1つもしくは2つあって

性別にかかわらず兼用で

どちらを使用してもよいタイプ

トイレに入るドアが1つで、男女関係なく

中に入ると個室が連なっていて、

性別にかかわらずどの個室を

使用してもよいタイプ

後者のタイプの場合、

シンク(手洗い場)も男女兼用だから、

手を洗っていると見知らぬ異性と

隣同士になったり、

トイレ内ですれ違ったり

する事もあることになる。

慣れたら、気にならなくなるのでしょうか?

 

トイレでゆっくり歯磨きなんてこともできないかしら?
普通の歯磨きなら作りませんでした「歯磨きHA-118。」

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まとめ

オールジェンダートイレは、

トランスジェンダーの理解のある

全米のオフィスに広がっている。

イリノイ州やニューヨーク市は、

個室トイレをオールジェンダートイレと

表示するように求めており、

数多くのオフィスで、従来の性別に

適合しない人にも対応している。

日本もそう遠くないうちに

これが当たり前になっていくのでしょうか。

政治家の先生方には生産性がないということで

認めないという持論をお持ちの方も

いらっしゃいますので果たしてどうなっていくのか

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