武漢市で発生の新型コロナウイルスによる
肺炎にバス運転手が日本国内で感染していた。
この運転手は武漢からのツアー客を
乗せたバスを長時間運転していた。
詳しい感染経路はまだわかっていないが、
渡航経験のない人が感染した
となると人から人への感染が
日本で確認されたことになる。
一般の生活している私たちにも
衛生面に気を配って予防策を
講じないといけない。
感染力はSARSよりも強い
中国政府の29日の集計によると、
湖北省武漢市で発生した
新型肺炎の死者は132人、
感染者は5974人に増えた。
2002~03年に中国から海外に流行した
重症急性呼吸器症候群(SARS)では、
中国の感染者は5327人とされ、
新型肺炎の感染者は現時点でこれを上回った。
SARSの世界累計感染者数は8000人余り。
中国疾病予防コントロールセンターの
馮子健副主任は国営中央テレビの取材に、
患者1人が平均2、3人に感染させる
能力があると指摘。
新型肺炎の感染拡大のペースは
「SARSと比べても速い」
との見方を示した。
国の対応に疑問の声が上がっている
大阪府の吉村洋文知事は
「国はほとんど情報を公表していないが、
楽観視しすぎているのではないか」と
厚生労働省などの情報発信を求めた。
府庁で記者団の取材に答えた。
新型肺炎、「国は楽観視しすぎ」と
大阪府知事 厚労省の情報発信に不信感
吉村知事は「明らかに人から人に感染している。
感染力が強いウイルスだということを
前提に対応を取りたい」と語りました。
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 28, 2020
大阪市の松井一郎市長も同日、
自身のツイッターで
感染拡大を抑える為にも、武漢からのツアー客がどのようなルートを観光したのか?厚労省は情報を開示すべきです。 https://t.co/HPgOIYaMjR
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) January 28, 2020
小池東京都知事は、
武漢市から民間チャーター機で
帰国する日本人の対応についても
対策を講じる様子。
第3回コロナウィルス対策会議。「指定感染症」とされたことで、対応レベルも変化。武漢からの帰国者が個別の承諾の上、宿泊施設などに止まるなど、万全の対策を講じられるよう、国に要望済み。明朝、チャーター機到着後も国と連携して動く予定。 https://t.co/jGpI6NkYo6
— 小池百合子 (@ecoyuri) January 28, 2020
異変を感じたら
国内でも感染者が確認される中、
自分の体に異変を感じたら、
まずどうすればいいのでしょうか。
今回、新型コロナウイルスによる
感染症は、指定感染症として
閣議決定がなされた。
2月7日から強制的に患者を
医療機関に入院させるなどの
指示ができるようになります。
もし、体に異変を感じたら
どうすべきなのでしょうか?
厚生労働省は
「医療現場の混乱を防ぐためにも、
まずは近くの保健所に相談してほしい」
としています。
保健所で、感染の可能性がある
と判断された場合、
指定された医療機関で
詳しい診察を受け、
感染の疑いが強まれば、
遺伝子検査が行われます。
2~3日で検査結果が出て、
陽性で強制的に入院となった場合、
医療費は公費で負担されることになります。
どの様に予防をしたらいいのか
WHO(世界保健機関)は、
まずは「手洗い」が重要だとしている。
コロナウイルスは、
飛沫感染(つばや咳)や接触感染によって
拡散していることが分かっている。
咳やくしゃみなどの飛沫が
直接口に入ることで感染するケースや、
ウイルスが付着したドアノブなどを
触った後に、手で口元や鼻をこすったり、
あるいは食べ物を手でつかんで
食べたりして感染する場合などが考えられる。
日常生活の中で、無菌で生活することは
できないから、手についたウイルスを
体内に取り込むことを防ごうと
することが、つまりせっけんなどを使った
手洗いの徹底が第一の対策のようだ。
咳やくしゃみは「手」ではなく「肘」で防ぐ
また、手の衛生状態を保つために、
WHOでは「咳やくしゃみをするときには
『肘』で押さえること」を推奨している。
また、厚生労働省によると、
手などの皮膚の消毒には消毒用アルコール
物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム
が有効であることが分かっているという。
いずれにしても
目に見えないものの対策ですから
手洗い・うがいという基本的な予防策を
きちんと取り組むことが大切なんですね。
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