2013年に台湾のタピオカミルクティー専門店『春水堂』が日本に初上陸したことをきっかけに加熱したタピオカ。現在は第3次ブームといわれ、その食感が日本人の嗜好にマッチしたのでしょうか、長年スィーツ界のトップスターとして君臨していますが、次なるスターの登場はあるのでしょうか?

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タピオカの正体とは?
タピオカの原料は「キャッサバ」という南米原産のイモの一種です。タピオカは、キャッサバの根茎から製造されたデンプンのこと。
キャッサバデンプンは、ライスヌードルや冷凍うどん、もちもちした食感のパンやお菓子などに用いられている。ミスドのポン・デ・リング、白いたい焼きなど、もちもちした食感の菓子にはタピオカが使われているのです。

タピオカの栄養素は?
タピオカはダイエット食材だった
タピオカはイモのデンプンですから、主成分は炭水化物です。炭水化物は高カロリーですが、タピオカはグルテンを含まないため、「グルテンフリー」の食材で、ダイエット向きの食材とも言われています。グルテンに含まれるアミロペクチンは、血糖値を急上昇させ、脂肪が蓄えられやすくなります。タピオカのようにグルテンフリーの食事を摂ることで、血糖値の上昇を抑える効果に期待が持てます。また、タピオカは腹持ちもよいため、間食や夕食前に食べると、食べ過ぎを防止できます。小麦粉ではなくタピオカの粉を使ったブラジル発祥のパン「ポンデケージョ」などもおすすめです。
タピオカドリンクレシピ
●強火で5分茹で、中弱火で35分茹でる。
●火を止めて、ふたをして30分蒸らす。
●ざるでも水を切り、甘いのが好みなら粉末砂糖か粉末黒糖を混ぜて30~60分置く。
●タピオカをコップに入れ好きな飲み物を入れて出来上がり!
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次なるトレンドも台湾系か?
【チーズティー】
チーズティーは、ウーロン茶や台湾茶、紅茶などのお茶の上にフワフワなチーズクリームを乗せた飲み物(基本的にクリームチーズ、ミルク、生クリームなどで作られている)。発祥は中国と言われており、そこからアジアやアメリカなどへ広まっている。日本ではあまり知られていないが、とってもおいしい新感覚のチーズティーは世界的にブームになりつつある。次のブームの予感第1位はこれです。

日本初のチーズティ専門店『FORTUNER tea-box』のチーズティ
【豆花】
トーファは漢字で書くと「豆花」。豆乳を固めたものに、シロップなどをトッピングしたスイーツです。柔らかい甘さのある味わいで、美容と健康にも良いことから台湾でヘルシースイーツとして人気があるそうです。見た目は豆腐そのものです。じゃあ、豆腐と何が違うの? というと、凝固剤が、豆腐はにがり、豆花は石膏粉や、地瓜粉(さつまいも粉)を使っているので、口当たりは、とてもなめらかです。
豆花に、ほんのり甘いシロップと、ピーナツや小豆、タピオカ、フルーツなどをトッピングして食べる、老若男女、幅広い世代に愛される台湾の伝統的なスイーツです。豆乳なので、ヘルシーで低カロリー。イソフラボンを豊富に含み、美肌やダイエット効果も期待できます。

豆花専門店「騒豆花」リリースより
【フルーツティー】
中国茶をベースにフルーツを加えたもので「水果茶」と呼ばれています。台湾産の紅茶や烏龍茶などをベースに、宜蘭金桔(きんかん)、檸檬、パイナップルなど台湾産の果物をオリジナルでブレンドしたドリンクや、台湾産の果物を贅沢に煮出したフルーツティーを提供しています。
スイーツ界における台湾ブームはしばらく続きそうですね。
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