プリンセス・クルーズは、
新型コロナウイルスへの対応のために
横浜に停泊の「ダイヤモンド・プリンセス」
の乗客について、クルーズの代金、航空券・
新幹線・タクシー代金、ホテル宿泊
寄港地観光ツアー、船内で利用したサービス、
その他租税・手数料、港湾費用など全額を
払い戻しすると発表した。
クルーズの金額はいくらなのか
デイリー新潮によると
今回、コロナウイルスに見舞われたツアーは、
『初春の東南アジア大航海16日間』で、
ツアー1人当たりの料金は、
一番安い内側ツインベッドで19万8000円。
海側バルコニーが27万8000円~、
ジュニア・スイートが39万8000円~、
プレミアム・スイートが74万円、
最も高額なのは約124平米のグランド・スイートで138万2000円となる(いずれも税別)。
1月20日に横浜を出発後、22日に鹿児島に寄港し、25日に香港に到着。その後ベトナムや台湾を巡り、2月1日に那覇に寄り、4日早朝に横浜に戻る予定だった。
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こちらの記事もお読みください。
以前にこちらのブログでも
「ダイヤモンドプリンセス号」のことを
取り上げました。また、こういう形で記事に
する事になるとは思っていませんでした。
3,700人の乗客がいて、一番安いプランでも
198,000円ですから7億以上は確実。
それの倍近くなのかそれ以上なのかは
わかりませんが、巨額な払い戻しに
なる事は確実です。

乗客を上陸させないのはなぜか
本日、「ダイヤモンド・プリンセス号」で自衛隊の医官5名、薬剤官3名が医療・検疫支援を行うほか、引き続き、3カ所の陸上の宿泊施設で自衛官約70名が、生活支援や健康状態の確認・相談を行っています。 pic.twitter.com/hdi2hXspok
— 河野太郎 (@konotarogomame) February 10, 2020
政府は、水際での対策に躍起となって
いるようですが、
時すでに遅しの感が否めない。
水際作戦は、国内で感染が広まっていない
場合に限られるのではないだろうか?
12月の中旬には中国の武漢で
ヒト・ヒト感染が起こっていた
ことが確認されている。
日本で水際対策が強化されたのは
1月中旬となると約1カ月間、
無防備な状態がすでにあったとされる。
国内で新型コロナウイルスが
拡散しているのなら、
船内に軟禁状態で意味があるのだろうか?
現実、ダイヤモンド・プリンセス号船内で
感染が急拡大しているではないか?
海上軟禁は人権侵害ではないか
乗客乗員3700人超が海の上で、
今もいわば“軟禁”状態にある
ダイヤモンド・プリンセス号。
問題は、感染の広がりよりも、
2週間の軟禁生活そのものが
重大な健康被害をもたらしかねないことだ。
この洋上停留が新型コロナウイルス以上に
ハイリスクで、世界的にむしろ
非難を受けかねない。
乗客の多くは高齢の人が多い。
持病のある人も多いだろう。
連日のストレスや不安に満ちた軟禁状態が、
病状を急速に悪化させる可能性は否めない。
むしろ新型コロナウイルスへの
感染はなくても、
狭い部屋の中でほぼ1日過ごす生活自体が、
大きな健康リスクだ。
これこそは、人権問題に発展してしまう
かも知れない。
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