28日午前中に中国・武漢市に滞在している
日本人の帰国に向けて
全日空のチャーター機2機が
運航される予定だったが、
キャンセルされたことがわかった。
受け入れの中国側では
混乱が続いている様子だ。
この混乱が弱った中国経済にどのような
影響を与え、どのような結末を迎えることに
なるのかということが懸念されている。
Contents
全日空のチャーター機が向かう予定だった
中国湖北省武漢市で発生した
新型コロナウイルスによる肺炎で、
厚生労働省は28日、
武漢市在住の邦人を帰国させる
チャーター機に医療従事者を同乗させ
機内で検疫を実施する予定だった。
帰国後2週間は健康状態に注意し、
発症した場合は保健所に申告するとしていた。
厚労省によると、
チャーター機には医師1人、看護師2人、
検疫官1人が同乗する予定だった。
しかし、
政府が派遣するチャーター機による
現地からの日本人の帰国が
29日以降にずれ込む見通しとなった。
チャーター機受け入れなどで
中国当局との調整が続いているとみられる。
菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で
「希望者全員の帰国に向けて準備している。
中国から許可が得られれば
出発できる態勢は整えている」
と述べ、飛行許可が出るのを
待っている段階だと説明した。
武漢の現状は?
現地の生活者の状況が懸念される中、
封鎖の24時間後の武漢の様子を
レポートしたリンチェン(林晨)さんの
10分強のドキュメンタリー映像が
話題として静かに広がっている。
スーパーマーケットや人通りのない繁華街、
幹線道路などを車載カメラやドローンなども
駆使して撮影。混乱が伝えられる中、
秩序を守って生活している
「リアルな武漢の人々の姿」や
美しい街並みを記録したものだ。
中国武漢市を中心に感染者と死者ともに
増加しているコロナウイルス
による肺炎について、
テレビ改革党代表の
くつざわ亮治豊島区議会議員が24日、
「武漢市の日本人からの情報」として
武漢市の現在の状況をツイッターで公開し、
注目を集めています。
武漢の日本人からの情報です。
22日までは現地は割とのんびりで日本のマスコミは大袈裟と思ってた23日に空港鉄道が封鎖されると食品が商店から消えパニックになった
物流が止まったので会社業務も停止
病院も全て閉鎖され市民は家に缶詰
春節帰国は中止に
現地の雰囲気は「全部手遅れ」
— くつざわ亮治テレビ改革党代表 豊島区議会議員 (@mk00350) January 24, 2020
中国政府は25日10時30分時点で、
新型コロナウイルスによる
肺炎の感染者が1330人、
死者41人と発表した。
しかし、現場の医療関係者が相次ぎ、
SNSに投稿し、実際の感染者数は
政府の発表をはるかに超えている
と訴えている。
武漢市漢口にいる看護師の女性は
SNSに投稿した動画で、
「9万人の感染者がいる」と発言した。
「1人の感染者が隔離されなければ、
14人に感染させてしまう。
スピードは非常に早い」
もう1人の女性医療関係者はSNS微信で泣きながら
「テレビの報道よりずっと恐ろしい」
と訴えた。
「医師らの推定で10万人が感染している」
「多くの患者はすでに手遅れ状態です」
「(医療)物資が足りない。
入院させることができない」
「患者に懇願されても、
何もしてあげられない。
患者が徐々に弱まっていく
のを目の当たりにしている」
最後に女性は
「くれぐれも政府を信じないで。
自分で自分の身を守ってください」
と呼びかけた。
物資不足、超負荷勤務で現場から悲鳴
感染者の急増で、医療物資は不足している。
武漢市の8病院は現在の在庫物資が
「あと3〜4日分しかない」と窮状を訴え、
社会に対して医療用品の提供を呼びかけた。
SNSの情報によると、
武漢協和病院の医師らは、
防護服が最後の一着しかないので、
出勤してから食事もトイレも
控えているという。
助けてください。
仕事をしないといけない。
防護服、N95のマスク、保護メガネが必要。
病院はすでに調達する能力がない。
政府から物資が来ていない。
多くは要らないから、
数セットがあれば十分です」
武漢市第四病院は
医師の相次ぐ感染で診療を中止した。
連日にわたる超負荷勤務で
「もう耐えれらない」と
医療関係者の悲鳴がネットに溢れている。
実際には、とても過酷の状況であるようだ。
中国のバブル崩壊は3~4年のうちに起こると見られていた
『ディープインパクト不況』の著者
法政大学大学院教授、真壁昭夫氏は
中国バブルの「崩壊」が、
世界経済に与える
インパクトとはどんなものなのか?
その深刻な破壊力に警鐘を鳴らしていた。
昨秋に会長を退任した
アリババグループの創業者・ジャック・マー氏
パソコン最大手、レノボグループの
創業者・柳伝志(リュウジチュアン)氏
などの大物起業家が、
次々と経営の第一線から退いているのも、
中国バブル崩壊に備えてのことなのか。
中国が2011年から3年間に使った
コンクリートの量は66億t。
これはアメリカが20世紀に使った
コンクリートの量よりも多いのです。
つまり、史上空前の規模で拡大した
中国経済のバブルが崩壊した際に
引き起こす影響もまた
これまで人類が経験したことのない
規模になる可能性があります。
バブル崩壊となれば、
世界経済全体に大きな影響を
与えることになりますが、
特に中国経済への依存度が高い国々は
深刻なダメージを受けることになるでしょう。
東アジアでは、中国への資源輸出が
多いマレーシアなどの資源国や、
内需規模が小さく全輸出額の2割以上を
中国が占めている韓国などが、
大きな痛手を受けることになると思います。
また、欧州では経済に占める
自動車産業の存在が大きく、
中国市場にはクルマの輸出だけでなく、
現地での生産体制拡大のため
巨額の投資を続けてきた
ドイツへの影響も大きい。
武漢の新型肺炎拡大が
中国経済のさらなる停滞につながり、
世界経済に影響が出た場合、
ドイツ銀行破綻問題を再燃させる
かもしれないと言われており
その引き金に今回の新型肺炎がならないとも
いえないことが懸念されているわけです。
どんなサバイバル状況になっても対応できる準備も必要
災害も含めて、中国の破綻とともに
世界超大恐慌がおとずれて
サバイバル状況に陥ったとしても
対処できる準備は必要かも知れない。
想定外の出来事に対して対して前もっての準備が必要だ。
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