パ・リーグの今季は6チームが9・5差(8月27日現在)に収まる大混戦。今後の展開次第では史上最強の最下位が誕生するかもしれない。
これまでの記録は?
1位ソフトバンクの勝率は(・557)と6位オリックスの勝率は(・473)その勝率差は・084。過去に1位から6位までの勝率差が・100未満だったのは
年度 勝率差 ゲーム差
73年セ ・052 6・5
92年セ ・069 9・0
94年セ ・069 9・0
98年パ ・072 9・5
08年パ ・089 12・5
両リーグ合わせて5度だけだという。
年度 最下位 勝率 勝敗
73年セ 広島 ・472 60勝67敗
92年セ 中日 ・462 60勝70敗
94年セ 横浜 ・469 61勝69敗
98年パ ロッテ ・462 61勝71敗
08年パ ソフトバンク ・454 64勝77敗
これまでの最下位の最高勝率は、1973年のセ・リーグ広島の・472
そのときの順位表が1973年セ・リーグは
チーム
1位 巨人 66勝60敗4分 .524
2位 阪神 64勝59敗7分 .520 0.5差
3位 中日 64勝61敗5分 .512 1.5差
4位 ヤクルト62勝65敗3分.488 4.5差
5位 大洋 60勝64敗6分 .484 5.0差
6位 広島 60勝67敗3分 .472 6.5差
この年は、10月22日、甲子園で行われた阪神vs.巨人の最終戦まで勝負はもつれ込み、「勝った方が優勝」という正真正銘の優勝決定戦になったという最後まで見逃せない戦いの年だったんですね。
まだまだ、今年のパリーグは混戦が続くのでしょうか?
原因は何でしょうか?
大きな背景としては、ドラフト制度で均等に戦力がばらけていること。
また、交流戦の影響が強いものと思われる。
セ・リーグのチームの勝敗は、46勝58敗4分
パ・リーグのチームの勝敗は、58勝46敗4分
となると、パ・リーグのチームは基本セ・リーグのチームから交流戦の時にたくさん貯金をしているから、全体的にパ・リーグ内では混戦になるのだとみえますね。
1973年の時は、交流戦がありませんでしたので、ガチンコで力が拮抗していたということでしょうね。
交流戦を制する者が、リーグを制する
2005年 交流戦1位 ロッテ リーグ戦1位
2006年 交流戦1位 ロッテ リーグ戦4位
2007年 交流戦1位 日本ハム リーグ戦1位
2008年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦6位
2009年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦3位
2010年 交流戦1位 オリックス リーグ戦5位
2011年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦1位
2012年 交流戦1位 巨人 リーグ戦1位
2013年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦4位
2014年 交流戦1位 巨人 リーグ戦1位
2015年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦1位
2016年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦2位
2017年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦1位
2018年 交流戦1位 ヤクルト リーグ戦2位
2019年 交流戦1位 ソフトバンク リーグ戦?位
交流戦を制する者には、リーグ覇者になる相関関係はありそうですよね。
プロ野球終盤戦を楽しみましょう!
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