納豆のパワー1日1パックで死亡率10%減

納豆

納豆やみそなどの発酵性大豆食品を

よく食べる人は、そうでない人と比べて

10%死亡率が下がるという調査結果を、

国立がん研究センター研究チームがまとめた。

納豆は健康食品

納豆やみそを多くとると、死亡リスクが下がる傾向が顕著

国内の成人男女約9万人を1995年以降、

平均15年間追跡調査の結果、

発酵性大豆食品を最も多くとるグループは

最も少ないグループと比べて

男女ともに約10%死亡率が低かった。

50グラムをとることが目安とされたが、

50グラムとは納豆1パック程度。

納豆を食べるタイミングは、夕食がベスト。

そんな健康に有効な納豆をどのように

取り入れたらより有効なのでしょうか?

食べるなら夕食がおすすめとのこと。

納豆に含まれるビタミンB2を夕食に

取り入れることで、その日に取った

脂肪を分解させることができます。

つまり、やせやすい体に若返るのです。

また、納豆特有の粘り成分である

ナットウキナーゼが血栓を溶かし、

脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ効果もあります。

血栓の病気の症状が発生しやすいのは

夜間から明け方の就寝中。

納豆に含まれるナットウキナーゼの効果は

8~12時間持続するとされています。

 

納豆を食べる期間は、

まず8週間を目標に続けて

みると大きな効果が実感できます。

 

若返り効果を高める食べ方のコツは、

納豆と一緒に卵を食べること。

卵には、肌の若返り成分をつくる細胞を

増やす亜鉛が豊富であり、

脂肪燃焼効果のあるビタミンB2も多く含まれ、

納豆との相乗効果が期待できるのです。

 

血栓を溶かす強力な効果だけじゃない

先ほども述べましたが、

納豆はすべての食品のなかで唯一、

血栓を溶かす力を持った食品です。

それゆえ、脳梗塞や心筋梗塞を

予防する効果は非常に大きいのです。

納豆はほかにも、

腸内環境の改善、

殺菌作用、

骨を強くする機能など

様々な効果を持っています。

 

納豆の歴史

縄文時代の終わり頃には

すでに納豆のようなものが

食べられていたという説もあるくらい、

古くからある納豆。

長きに渡って日本人の食に

欠かせなかった納豆が、

近年一躍脚光を浴びるようになったのは、

1980年代、血栓を溶かす驚異的パワーを

持つ酵素の発見が大きいでしょう。

江戸時代の記録に残る

「整腸作用」「解毒作用」

江戸初期に書かれた『本朝食艦』に、

納豆が「腹中をととのえて

食を進め、毒を解す」

という記述があります。

すでにその当時から、

納豆に整腸作用や解毒作用が

あることが知られていたのです。

納豆は常温に20分放置し、夜食べる

納豆の効果を上げるには、

納豆をかき混ぜたら20分放置がベスト

ナットウキナーゼは冷蔵庫から

取り出したばかりは冷たいので働かず、

常温で発酵が始まります。

すぐに食べても効果を発揮できません。

ナットウキナーゼは50℃以上で活性低下、

70℃以上で死滅してしまいます。

ご飯を少し冷ましてからかければ

栄養吸収はアップします。

ナットウキナーゼは熱に弱く、

炊き立ての熱々ごはんに

納豆をのせると効果が

なくなってしまいます

ナットウキナーゼは、

70度の熱を加えると死滅してしまうので、

炊き立てのごはんは食べる

5分前によそっておきましょう。

納豆の健康効果を上げる合わせワザ!

納豆×キムチ

納豆キムチ

「発酵食品であるキムチに

含まれている乳酸菌は、

納豆菌と一緒に摂ることで、

相乗効果をもたらし、

腸内環境を整えるのに

高い効果を得ることができます。

腸内環境を良くすることは

健康効果、美肌効果に繋がります。

またキムチに含まれている

唐辛子のカプサイシンは、

脂肪燃焼をサポートする働きがあり、

納豆に含まれる脂肪の代謝に

必要なビタミンB2などの豊富な栄養素と

合わさって、ダイエット効果も期待できます

納豆×玉ねぎ

納豆玉ねぎ

「玉ねぎに含まれるオリゴ糖は

腸の善玉菌のエサになるため、

納豆と一緒に食べることで、

さらに腸の健康を促進できます。

また、玉ねぎに含まれるケルセチンには

血行促進効果があります。

ナットウキナーゼの血液サラサラ効果で、

さらに血行促進にも効果的といわれています

納豆×アボカド

納豆アボカド

「納豆とアボカドに多いカリウムには、

むくみ解消効果があり、

摂り過ぎた塩分を排出してくれる

働きがあります。

またどちらも食物繊維が多く、

便秘解消効果があるため、

不要な代謝物を排出する

デトックス効果にも注目されています

 

ぜひ次の食事では、

いつもの納豆をこの3つのいずれか

の合わせ技で食べてみてはいかがだろうか。



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