辺野古移設計画埋め立て計画が10年に。本当にそうか?

辺野古埋め立ての様子

菅義偉官房長官は普天間飛行場の

辺野古移設計画で、政府が沿岸部の

埋め立てなどの本体工事の工期が

10年程度と見積もっている

とする一部報道について、

「現時点で(工期など)内容について

お答えするのは困難」

と述べるにとどめた。

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普天間飛行場の返還が大目的なのに

政府は普天間基地の返還時期を

2022年度以降としていたが、

国と県との法廷闘争が相次いだことや、

埋め立て予定地に軟弱地盤が

見つかって補強するために

約7万本の杭を打ち込む工法を

検討していることなどから、

工期は10年程度で返還時期は

2030年代にずれ込む

可能性が高くなったようだ。

着工する前にわかっていないと

いけないことではなかったのか?

辺野古の地盤はズブズブ?

「辺野古 地盤」の画像検索結果

辺野古沖の軟弱地盤は海面から

最深90mにまで達する。

防衛省の報告書は、最深地点から離れた

別地点の地盤強度データから類推し、

「70mまで改良すれば施工は可能」

と結論づけた。しかし、専門家からは

「90m地点の調査データを使わないのは

理解に苦しむ」(鎌尾彰司・日本大准教授)

などの疑問が出ていた。

防衛省の報告書で、基地の耐震性能は

大規模地震を想定していないことが

明らかになっている。

 

日大の鎌尾彰司准教授は、

「県民投票や県民大会で反対の意思を示した

にもかかわらず、その意見を尊重しないなど、

土木工学ではないと思う。

だから辺野古の工事はわれわれの感覚

とかけ離れていて、異次元のように

感じる工事に思える。」

と話している。

辺野古移設

国は沖縄の民意を無視し続けている

米軍普天間飛行場の名護市辺野古

への移設をめぐり、埋め立ての

賛否を問う沖縄県民投票では、

3択のうち「反対」が投票総数

の71・74%をしめ、

「賛成」や「どちらでもない」

を大きく上回った。

投票率は52・48%。

反対票は昨年9月の知事選で

玉城知事が獲得した過去最多の

39万6632票を超え、

辺野古移転反対の民意が

さらに強固となっている。

普天間跡地にディズニー?

米軍普天間基地がある宜野湾市の

佐喜真淳市長が12月8日

菅義偉官房長官と面会し、

ホテルを備えた「ディズニーリゾート」

の同市への誘致について政府に求めた。

菅氏は「政府として全力で取り組んで

いくことをお誓いしたい」と述べ、

全面協力を約束した。

しかし、沖縄への誘致構想について

オリエンタルランドは9日、

「当社として今後慎重に検討を行っていく

ものであり、現時点で対応方針など

決定している事実は一切ありません」

とのコメントを発表するにとどめた。

これは、本当に実現する話ではなく

気持ちをそちらにそらすための

パフォーマンスだと言われても仕方ない

のかもしれませんね。

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