台風19号が発生!2019年の台風上陸の数は多いのか?

台風がまた接近

10月6日(日)3時、南鳥島近海で発達中の熱帯低気圧が台風19号(ハギビス)となった。

この先「猛烈な」勢力に発達し、今週後半から三連休にかけて日本列島に近づく可能性が。

海面水温は南の海上で30度前後、日本近海でも27度くらいと平年より高く、台風が発達しやすい状況らしい。

 

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今年の台風発生はハイペースなのか

平年の台風発生数

ウェザーニュースより引用

台風19号は10月に入ってから1つ目に発生した台風です。

平年であれば、10月以降は台風の発生数がだんだんと少なくなる季節ではあるものの、

気圧配置の関係で日本に接近・上陸することがあるため、安心することは出来ません。

●台風の発生数

 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 年間
2019 1 1 1 4 5 6 1 19
2018 1 1 1 4 5 9 4 1 3 29
2017 1 1 8 5 4 3 3 2 27
2016 4 7 7 4 3 1 26

平年の発生数と比べたら多いように思いますが、ここ数年と比べたら決して多くはなく、むしろ少ないぐらいですね。

●台風の上陸数

 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 年間
2019 1 2 1 4
2018 1 2 2 5
2017 1 1 1 1 4
2016 4 2 6

2019年10月の台風が上陸したら、昨年同様で歴代第5位となります。

ここ数年は、台風の上陸も多くなってますね。完全に台風の通り道化してきているとも言えるのではないでしょうか?

上陸数が多い年
順位 上陸数
1 2004 10
2 2016
1993
1990
6
5 2018
1989
1966
1965
1962
1954
5

2004年は台風による被害としてあり得る高潮、暴風、高波、大雨など全ての被害があったと聞く。

死者行方不明者は 、200名を越え 損害保険の支払額も合計で6000億円以上で大きく他の年とは違う被害額であったという。

台風が爪跡を残す

台風の名前

今回発生した台風の名前は「ハギビス」となっている。

フィリピンが提案した名称で、「すばやい」という意味の言葉が由来です。

台風委員会加盟の各国は、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて台風の名前を呼ぶことにしています。

今回は「ハギビス」(すばやい「フィリピン」)

次は「ノグリー」(たぬき「韓国」)

その次は「マットゥモ」(大雨「アメリカ」)

その次は「ハーロン」(湾の名前「ベトナム」)

などと決められているのです。

台風の番号の付け方と命名の方法 (気象庁HP)

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今後の進路

ウェザーニュースによりますと、

台風19号は、海面水温が30℃前後の暖かな海域を進むことでエネルギーを得て発達する予想。

4日後の10日(木)には日本の南で「猛烈な」勢力に発達することが予想されています。

「猛烈な」勢力とは、最大風速54m/s以上の台風のことを指し、気象庁の発表する台風の強さ階級の中で最も強い分類です。

10日(木)3時に予想される中心気圧は915hPa、最大風速は55m/sとなっています。

 

台風19号は5日先の11日(金)には日本の南に進む可能性が高まっていますが、

その先の予測にはばらつきがあり、正確な進路を特定するのが難しい状況です。

沖縄方面や本州方面へ近づく可能性も否定できず、

週後半から三連休にかけて日本に影響が出るおそれがあります。

今後の情報に注意するようにしてください。

台風19号の進路予測

台風19号の進路予測

 

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