ゴルフ海外メジャーAIG全英女子オープンで、渋野日向子(20)が通算18アンダーでメジャー初優勝。77年全米女子プロを制した樋口久子以来42年ぶりで、日本人史上2人目のメジャー制覇を達成した。しかも、プロ1年目、海外初挑戦での快挙に世界中が驚いている。
全英OPってすごい大会なんですか?
国内外で行われるプロゴルフトーナメントのなかでも権威と歴史があり格式のあるトーナメントをメジャー大会といい、名誉を得ようと選りすぐりの選手が集まって優勝を競います。全英女子OPのコースは英国内名門コースでの持ち回りで行われ、出場資格はメジャーの優勝者や欧州女子ゴルフツアー賞金ランキングの上位者、予選通過者をはじめ、日本ツアー賞金ランキング上位5名も含まれ、計144名が出場して行われました。今回、渋野日向子が日本人史上2人目の女子メジャー制覇を成し遂げたが、その前は1977年「全米女子プロゴルフ選手権」で優勝した樋口久子以来2人目の快挙。これまでメジャーに挑戦し続けてきた日本人は、岡本綾子/最高位:2位、■宮里藍/最高位:3位、■宮里美香/最高位:2位、■畑岡奈紗/最高位:2位、であったが見事初出場でその壁を一気に越えることとなった。
ちなみに、LPGA(全米女子プロゴルフ協会)における5大メジャー選手権は
*ANAインスピレーション
*全米女子プロゴルフ選手権(女子PGA選手権)
*全米女子オープン
*全英女子オープン
*エビアン選手権 となっている。
渋野日向子ってどんな方なの?
1998年11月15日生まれ、現在は20才。岡山市出身で陸上競技選手だった両親、三人姉妹の二女である。小学校2年の時にゴルフに出会い、同時にソフトボールも始めて投手としても活躍。小学生の時はソフトボール投げで58mをなげたという。ちなみに小6の平均値は男子27.2m、女子16.5m。両親が円盤投げ、やり投げの選手であったことからやはり遺伝的要素もあったのでしょうが、身体能力が抜群なのですね。
ジュニアの時代からゴルフの実績を上げていき、2014年に岡山県作陽高等学校へ進学、2015年「全国高等学校ゴルフ選手権大会」女子団体戦では同高校のメンバーとして優勝も果たしている。
初挑戦のプロテストでは最下位に近い成績で不合格。プロを諦めようとしたこともあったという。しかし、努力を重ねて、1年後のプロテストに合格。順風満帆に来たわけではない彼女ながら、常に笑顔を絶やさない姿が一躍、注目された。笑顔の裏にある、苦労を重ね、努力ではい上がってきた根性がきっとあるのだろう。ようやくプロになって、2年が過ぎた今回初の海外試合として挑んだ舞台が今回のメジャーだったんですね。
今後の活躍を期待しています
今回の優勝で獲得した賞金は、67万5000ドル(7400万円)。米国女子ゴルフ協会が「スマイリングシンデレラ」と名付けた。本当に笑顔がステキですね。そして、自然体の彼女の今後に注目です。
渋野日向子の話
『鳥肌立ちすぎて言葉にできない。前半ちょっと緊張していたけど後半はあんまり緊張しなかった。最後のパットもそこまで緊張しなかった。(最後のパットは)ここで決めるか3パットするかと思って強気で打ちました。(3番の4バットでダブルボギー)怒ると言うより笑けちゃって悲しくなりました。10番は切り替えるために、ここでバーディーを取らないといけないと思いました。全部(リーダーボードを)見ていました。(キャディーの)コーチとベラベラしゃべりながらやっていた。』
注目されているのはこれだけではない!
中継の中で、こんな選手みたことないですね!という話があったように、終始リラックスの渋野選手でした。持参のおむすびを食べて、おやつまで。そのおやつに注目が集められています。よっちゃん食品の【タラタラしてんじゃね~よスティック】をちょっとふざけながら食べているシーンが全世界に配信されましたね。おつまみにはぴったりな駄菓子でしょうか。ピリ辛で何度でも食べたくなる味だそうです。
彼女の周辺では、今後も話題が尽きないでしょうね。ともかく優勝おめでとうございました。今後のますますの活躍を期待しましょう!
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