【桜を見る会】を中止。山口県からかなり参加者。公選法違反となるか?

桜を見る会を中止

安倍総理大臣主催の「桜を見る会」について

政府は13日、来年の会の中止を発表。

素早い火消しの背景には

何があるのでしょうか。

 

何が問題なのか

招待の対象となる者のなかで

「その他各界の代表者

という項目があるが、これがくせものである。

がつくことによって玉虫色に解釈する

ことができるためにここの招待者が

増えていることが問題となっているわけです。

19年4月の桜を見る会は閣僚や国会議員など

1万8200人が参加した。

14年に1万3700人だった参加者は

毎年、増加傾向にある。

 

この参加資格者は、

功労のあった方が基準であるが

そこに安倍総理の地元の後援会関係者約850人

が招待されていたとすれば公私混同

言わざるを得ないでしょう。

 

●後援会主催の前夜祭に報告書の記載なし

「桜を見る会」の前日に後援会が主催して、

夕食会が開催されたが、

 

政治資金規正法は政治団体が会費制の催しを

行った場合は、その収支を政治資金収支報告書

に記載することを義務づけているが、

「後援会」主催の夕食会に関係する

収入の記載は確認できない。

これが利益供与に繋がるとの指摘もある。

 

国会で追及した共産党の田村議員は、

総理が後援会や支援者、山口県の関係者の

ご苦労を慰労し、親睦を深める。

そういう行事になっているんじゃないですか

 

会場内でも無料で樽酒、その他の

アルコール、オードブルやお菓子、

お土産を振舞うんですよ。

これを政治家が自分のお金でやったら

明らかに公職選挙法違反

そういうことをあなたは

公的行事で税金を利用して

行なっているんですよ」と

 

多くのウソが発覚

●内閣府は「保存期間1年未満の文書」と発言

個人情報が含まれているから速やかに廃棄した

と答弁していたが、国の予算を使う以上、

具体的な支出項目と招待者の名前と肩書を

公開することは当然だろう。

 

しかし、首相は国会で「個人情報」を口実に、

具体的な説明を拒んだ。

内閣府の担当者も、保存期間1年未満

の文書として「破棄した」と説明。

 

次回の開催に向けた準備のために必要なはずの

文書の「破棄」は、にわかには信じがたい。

その証拠に、文部科学省と総務省では、

招待者の推薦名簿は保存期間が10年で、

残っていることが明らかになっている。

 

●費用拡大はテロ対策のためと発言

来年の桜を見る会の予算要求が3倍に

膨れている理由について、

 

菅官房長官は

「テロ対策の強化や混雑緩和の措置など、

その時々の情勢を踏まえて内閣府において

実態に合わせた予算要求をしている」とした。

 

しかし、安倍後援会の人たちが入場する際に

セキュリティーチェックは全くされなかった

という事実も明らかにされている。

 

 

モラルが崩壊してきている

「山口県から多くの人数が参加していたようだ。

地方の人からすると、テレビで見る人たちが

実際にいて記念写真を撮れたので、

とても楽しかったという思い出になっている」

一般の参加者は感想をのべた。

 

男性の元には、その後も毎年安倍総理大臣

の名前で招待状が届いているということで、

 

「思い返してみると、安倍総理大臣の周りの方

と近い関係になったり地元に貢献したりする

ことで、ご褒美のようなものを受けた印象

と話した。

 

山口県の友田有(たもつ)県議会議員

2014年5月1日付けのブログで、

「4月12日に安倍首相が主催する『桜を見る会』に行って参りました」と報告している。

「次の日、まさに春爛漫の快晴の中、新宿御苑において『桜を見る会』が開催されました。

早朝7時30分にホテルを出発し貸切りバスで新宿御苑に向かい、

到着するとすぐに安倍首相夫妻との写真撮影会が満開の八重桜の下で行われました。(中略)

安倍首相には長く政権を続けてもらい、

今後もずっと『桜を見る会』に下関の皆さんを招いていただきたいと思い

新宿御苑をあとにしました」

山口県周南市の藤井律子市長も「日々の想い」(2018年5月8日)で「桜を見る会」に出席したことを報告していた。

 

政権擁護派からは、

「鳩山政権時代も『桜を見る会』で地元の支援者が招待されていた」

という声が出ているようだが、ならば鳩山政権時代の名簿も精査し、

違反があったかどうか追及すればよいだけの話である。

内閣府は「保存期間1年未満の文書だった」として

招待者の名簿を一年で破棄したことを正当化している。

7年前の鳩山政権の名簿が出てきたらその言い訳は崩れ、

安倍政権が率先して情報隠蔽していた事実が明らかになるだけだ。

「くさいものにはフタ」をすれば。ごまかせる。

敗色濃厚とみるや突然逃げる手法は、2閣僚の

更迭や大学入試の英語民間試験延期と同じ。

公的行事に800人を超える後援者を招待した

首相側の手法は、公私混同の疑惑が

今もくすぶる「モリカケ問題」と重なり、

情勢が不利と見るや「ちゃぶ台返し」する

手法は、最近の安倍政権で頻発している。

 

「私物化」

「ごまかし」

 

首相は来週、在任日数が歴代1位となる。

国のトップにふさわしい器をみせてほしいし

わたしたちが無関心でいることが

やりたい放題して構わない空気を作って

いるならば、同罪であると認識しないと

いけないと強く思いましたね。

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