仕事の速い人は快速や急行ではなく、各駅停車に乗るというのには理由があるようだ。
通勤時間を有効活用しよう
電車通勤をしている人のほとんどは、会社に最短の時間で到着する急行電車や快速電車を使っていて、電車内がすし詰め状態になる事は、都会では日常で、全く身動きも取れず強いストレス状態に陥りますよね。
出張で東京に行ったときに、スーツケースをゴロゴロと引いて歩いていたり、それを持って電車の乗り込もうとしたりするなら、「じゃまだ!」という心の声が聞こえてくるのがよくわかります。走って急いでいるビジネスマンの人のバッグが接触して、躓かせたときには、戻ってきてバッグに蹴りを入れて立ち去っていった方が居たぐらい、殺伐とした空気感があるのが、あの通勤ラッシュの時間帯ですよね。
満員の状態では、新聞を読むとは、本を読むとかそういうことができる状態ではなく腕を動かすこともままならないのでできません。
通勤の時間は、本来、通勤時間は、情報をインプットしたり、今日の予定を確認したりする貴重なスキマ時間です。通勤時間が片道1時間の人は往復だと2時間。週5日で10時間、月20日で40時間、1年にすると700時間にもなります。相当な時間です。しかし大勢の人々がなるべく早く会社に着こうと乗り込んでくる急行電車や快速電車は、インプットどころか、ストレスと疲れの原因になってしまいます。
満員電車は百害あって一利なしです。仕事が早い人は、急行電車や快速電車は避けて各駅停車で通勤し、貴重なインプット時間に充てています。快適な時間を有効利用するならば、グリーン車や特急は費用がかかりますが、十分なリターンが得られる有効な投資となるということですね。
『仕事が早く終わる人、いつまでも終わらない人の習慣』の著者で、人材育成コンサルタントの吉田幸弘氏によると、仕事がいつまでも終わらない人は、常にゼロの状態から取りかかる習性があります。
たしかに、相手の求めているニーズに合わせたものをつくるのはいいことでしょう。しかし、毎回ゼロからつくっていたら、時間がいくらあっても足りません。そのための知恵として、「パクる」ことをうまくやればいいと説いています。
|
コメントを残す