第101回全国高校野球選手権大会第11日が17日、甲子園球場で行われ、準々決勝進出をかけて第2試合で星稜(石川)と智辯和歌山(和歌山)が対戦。星稜先発のプロ注目右腕・奥川恭伸投手が自己最速タイとなる154キロをマークした。今夏3戦目で3戦連続の154キロを出し、安定した実力をハイレベルで発揮している。
奥川選手のプロフィール
プロフィール
出身:石川県かほく市
身長:183cm
体重:82kg
投打:右投げ右打ち
経歴:かほく市立宇ノ気小学校→かほく市立宇ノ気中学校→星稜
奥川投手は、小学生から野球を始めました。小学4年生からは現在星稜高校でバッテリーを組んでいる山瀬慎之助選手と一緒にプレーをしています。中学では学校の軟式野球部でプレーし、中学3年の夏に「全国中学校軟式野球大会」で全国大会優勝を達成しています。
高校ビッグ4
今年2019年は、高校ビッグ4と言われ、4人の選手が注目されています。
-
- 佐々木朗希・大船渡高校(岩手)
- 奥川恭伸・星稜高校(石川)
- 西純矢・創志学園(岡山)
- 及川雅貴・横浜(神奈川)
高校ビッグ4
この4人は全員投手で150㎞/h超えのストレートを投げます。この中で、今夏甲子園出場を果たしたのは「奥川(星稜)」だけでした。
甲子園が終わり、プロ志望届を出すかどうかの時期になると今後の去就に、そしてドラフト会議に向けて話題はヒートアップしていくでしょう。
奥川投手のプロの評価は?
最速158km/hの本格派右腕投手。
勢いのあるストレートで打者を圧倒し、スライダーやフォークはどちらも切れが良く、空振りが取れる。制球力もあり、全体的に低めに集める秘術力がある。全体的に非常に高レベルな投手で、プロへ行っても即通用するだろう。2019ドラフトでは一位指名は確実で、何球団競合するのか注目される選手だ。
プロスカウトの評価
- 広島・苑田聡彦スカウト統括部長:「1位間違いなし」
- ヤクルト・伊東編成部長:「プロでもなかなかいない。能力の高さ」
- 巨人・長谷川スカウト部長:「近い将来ローテーションの一角になる逸材」
- 横浜・進藤GM補佐:「高校生の中では頭1つ抜けている。」
- 中日・中田宗男アマスカウトアドバイザー:「1位候補です バッターからすれば厄介」
- 阪神・筒井スカウト:「腕を振ってコースに決まっている。モノが違う」
- 西武・渡辺GM:「試合をコントロールする能力があり、将来的に日本を代表する投手になり得る。 抜けている。」
- ホークス・福山アマスカウトチーフ:「 田中将大投手の高校時代と遜色ない。 」
- 日本ハム・大渕スカウト部長:「完成度が高い。 本当にいい投手はコメントも少ないんです。」
- オリックス・由田スカウト:「即戦力に近い。競合は必至でしょう。 下半身が強いし、変化球はしっかり低めに投げられる。」
- ロッテ・松本球団本部長:「ものが違う。 直球の伸び、スライダーのキレが抜群。 高校生のレベルではない。」
- 楽天・後関スカウト部長:「力を入れたり、抜いたり、思い通りに投げていた。格が違う。」
- フィリーズ大慈彌スカウト:「ステップ幅が短くて江川(元巨人)に似ている印象。将来が楽しみな投手です」
この夏の甲子園での活躍を期待しよう!
コメントを残す